韓国の暗号通貨取引所に関する「利便性アンケート」

韓国の暗号通貨取引所の利用者らは、TOP10入りの取引所の中でコインの入金・出金の速度がもっとも速い取引所として、「アップビット(Upbit)」、もっとも遅い取引所としてコインビット(CoinBit)とコインレール(Coinrail)を挙げた。

10月4日、ブロックチェーン専門のグローバル・メディア「デイリーコインニュース(Daily Coin News)」は、 IBEForum(国際ブロックチェーンの検証、評価フォーラム)に依頼し、「韓国暗号通貨取引所の利用者に利便性に関するアンケート」の調査を行い、その調査結果で明らかになったと発表した。

今回の調査対象は、コインヒールズ(coinhills、世界の暗号通貨取引所のランキング)がまとめた韓国の TOP10入りの暗号通過取引所を選定した。TOP10には、ビッサム(Bithumb)、アップビート(Upbit)、コインジェスト(coinzest)、キャッシャーエスト（Cashierest）、コインビット(Coinbit)、コインワン(Coinone)、コインレール(Coinrail)、ゴーパクス(GOPAX)、オールスタービット(Allstarbit)、コインイズ(Coinis)がランクインした。

調査結果によると、▲ウォンやコインの入金・出金の伝送速度に関する質問では、「アッビット(Upbit)」の利用者67.5%が「とても早い」・「早い」と回答し、他の取引所の利用者より高い満足度を示した。二番目に良い評価を得た取引所は、「ゴーパクス（GOPAX）」で、「とても早い」・「早い」と答えた利用者が42.2%を記録した。3位はキャッシャーエスト（Cashierest）で31.8%だった。

4位は「コインワン(Coinone)」で30.9%、5位ビッサム(Bithumb)が28.8%、6位コインジェスト(coinzest)が27.9%、7位コインレール(Coinrail)が16.3%、8位コインイズ(Coinis)が13.8%、9位オールスタービット(Allstarbit)が12.9%を記録し、最後の10位はコインビット(Coinbit)で10.7%の利用者のみが伝送速度に満足している。

▲取引の処理速度についても、首位のアップビート(Upbit)は「とても早い」・「早い」が68.4%を占めた。それに次いで2位はビッサム(Bithumb)が36.5%、3位コインワン(Coinone)が35.5%、4位ゴーパクス（GOPAX）が28.4%、5位キャッシャーエスト（Cashierest）が25%、6位コインジェスト(coinzest)が20.9%、7位はコインビット(Coinbit)14.4%、8位コインイズ(Coinis)13.9%、10位オールスタービット(Allstarbit)13.7%を記録し、コインレール(Coinrail)の場合、利用者の11.8%のみが処理速度が速いと答えた。

▲取引手数料については、利用者がもっとも満足している取引所としてアップビート(Upbit)は利用者の15.1%が「とても安い」・「安い」と答えた。2位はオールスタービット(Allstarbit)で12.9%、3位はキャッシャーエスト（Cashierest）10.7%、4位はコインレール(Coinrail)10%、5位コインイズ(Coinis)9.3%、6位はコインワン(Coinone)7.3%、7位ゴーパクス（GOPAX）5.5%、8位コインジェスト(coinzest)5.4%、9位ビッサム(Bithumb)4.4%に次いでコインビット(Coinbit)は2.7%の利用者が手数料が「とても安い」・「安い」と回答し、不満を示した。

取引手数料に関する回答では、全体的に「とても高い」・「高い」が「とても安い」・「安い」よりをはるかに上回り、取引所の利用者が手数料に満足していないことが分かった。

また、取引手数料の場合、利用者が肌で感じている手数料と実際の手数料に大きな差があることが明らかになった。その隔たりも非常に大きい。

たとえば、実際取引手数料がもっとも安い取引所はゴーパクス（GOPAX）で、手数料の高い取引所はアップビート(Upbit)のビットコイン、イーサリウム、テザーマーケットだが、利用者はアップビート(Upbit)の手数料がもっとも安いと認識しており、ゴーパクス（GOPAX）の場合、利用者の5.5%のみが手数料が安いと答えた。

このように、実際の手数料と投資者が認識している手数料のすれ違いは、アンケートの回答者がよく利用している取引所がまちまちであり、取引所の認知度などが大きいからだ。ただ、ゴーパクス（GOPAX）の場合、安い手数料というPRが足りない点も調査結果に影響を与えた。

一方、今回はブロックチェーン&暗号通貨に関する9のSNSコミュニティーの参加者1823人を対象に調査を行い、115人が回答して6.3%の回答率だった。

アンケート調査は、コインヒールズ(coinhills、世界暗号通貨格付けサイト)がまとめた取引量TOP10の韓国国内の暗号通貨取引所が対象だった。調査内容は、ウォン及びコインの入金・出金の伝送速度、取引の処理速度、取引手数料、ポンプ(Pump)現象、セキュリティーなど5つの項目だった。項目別に5つの回答を提示し、投資者の取引所に対するの心理が表れるようにした。

今回の調査は、、ブロックチェーン専門のグローバル・メディア「デイリーコインニュース(Daily Coin News)」が IBEForum(国際ブロックチェーンの検証、評価フォーラム)に依頼して5日間行った。

デイリーコインニュース(Daily Coin News)とIBEForum(国際ブロックチェーンの検証、 評価フォーラム)は、近いうちに各取引所の相場ダンピング現象とセキュリティーに関するアンケート調査結果も公開するという。

 

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