“ロシアブロックチェーンにチャンスを与えよう!”匿名の財政専門家の発言が“話題”

ロシアブロックチェーンの決済システム‘KVANTOR’、JURY.ONLINEを通じて10月10日まで販売

グローバル送金、中間者のいないP2P方式の分散型元帳プロトコルを開発

キム·ホンレ、イ·ギョンテク 記者 2018-10-04 10:10 日本語 DN 52.00
▲KVANTORが従来のSWIFT支払い方式の代案になるのかについて関心が高まっている。

ロシアの金融及びIT産業の専門家たちが参加したブロックチェーン基盤のグローバル決済プラットフォームである‘KVANTOR(クバントール)’をめぐってロシア内の専門家の発言が注目を集めている。

名前を明らかにすることをはばかっていたある匿名のロシア財政専門家は、“最近、ロシア銀行のドルの取引禁止及び口座の遮断などの現象とともに、一部の銀行(モスコブルバンク)とRBA(ロシア銀行協会)がブロックチェーンプロジェクトであるKVANTORと中央銀行の約束(P2P決済)のような予期せぬ問題に直面して解決策に悩んでいる。”と述べ、“SWIFT支払いの代案と従来の銀行システムを維持するために、どのような措置が行われるかはミステリーである。そんな最中に中央銀行は定期的に暗号通貨を注意深く見守っている。”と明らかにした。

また、彼は“KVANTORがロシア国内に根をおいた数少ないプロジェクトの一つであり、エスクローサービスシステムであるJury.online(ジュリーオンライン)を利用して資金調達を行っていることを財務長官に想起させたい。これらの目標が達成される限り、そして投資家たちの紛争解決に独立的な仲裁者を参加させる考えがある限り、事実上スマート契約を通じて資金が一括調達されることに同意する。ロシアブロックチェーンにチャンスを与えよう。”と述べ、ロシア社会の大きな反響を呼び起こしたりもした。

彼が言うKVANTORプラットフォームは、第3者を通る必要がなく、当事者たちが直接決済を行うことができるサービスである。国際送金時に発生する費用と時間を減らして便利かつ素早い送金取引を支援する。

国際送金サービスの利用者たちが中間取引者なしでP2P方式の取引が可能な分散型元帳プロトコル(decentralized distributed ledger protocol)を利用すると、平均2~3日がかかっていた国際送金時間が数分台に短縮されることになる。従って、取引手数料も低くなり、インターネットを通じていつでもどこでも送金できるため、地理的な限界による不便さも減る。取引の際、必要な行政書類と手続きの簡素化もKVANTORプラットフォームのメリットである。

KVANTORプラットフォームは、銀行と原料の製造メーカー及び取引企業たちを対象とする。つまり、銀行間の名目通貨、暗号通貨の取引及び振込みはもちろん、送金、清算、銀行保証、債権買収業務などの銀行サービスを提供する。また、肉類、魚類、トウモロコシなど農業物流と石油、石炭、ゴールドなどの原資材の取引、名目通貨やデジタル通貨などの外国為替取引及び貿易取引サービスにも使用される。

KVANTORは、ロシア農業銀行などロシアの主な銀行で事業戦略及び企画を担当したアルセン・バクシアン(Arsen Bakhshiyan)最高財務責任者(CFO)をはじめ、金融とIT分野で長年の経験を積んだメンバーたちが率いるプロジェクトである。EECO(ユーラシア経済協力機構、Eurasian Economic Cooperation Organization)なども主なパートナー会社として参加している。

KVANTORは10月10日までセールが行われる。

 

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김용키 2019-01-07 18:35

좋은소식 감사합니다

셋스킹 2018-11-10 14:26

와따시는 좋은 기사에 아리가또한 것이에오

전수미 2018-10-31 19:16

러시아에 블럭 체인

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