金融会社のサービス中止で屈辱を受けたサムスンペイ、仮想通貨決済システムで再起するか？

チェックカードやデビットカードなどがなくても、口座に残高さえあれば加盟店決済はもちろん現金の入出金も可能だと注目されていたサムスンペイが、ウリ銀行とサムスン証券から「サービスの実効性がないため中止する」という通報を受ける屈辱を受けた。この状況で、経営不振の問題解決のためのソリューションとして仮想通貨を導入し再起を狙うという。

たくさんの利用者DBをもとにサービスを開始したサムスンペイは、決済手段としてクレジットカードを登録して使用する消費者が90%以上をしめたため、口座基盤サービス利用者の拡大に失敗した。

最近サムスンは、ブロックチェーン開発チームをモバイル事業部からサービス事業部へ移した。このことについて専門家らは、仮想通貨決済などの新たな機能導入を念頭に置いて行われた部署調整だと考えられると述べた。

これまで同チームは、Galaxy S10に「Samsung Blockchain KeyStore」と「Samsung Blockchain Wallet」を搭載して市場に披露した。

したがって、今回の部署調整による組織再編は、「SamusungPay」などのスマートフォンのコアサービス開発に仮想通貨を融合し、新たなフィンテック事業へ進出しようとする計画があると見られる。

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