インタビュー/世界的なデジタル経済学者PAOLO TASCA(パオロ・タスカ)博士
ブロックチェーンマーケットで検証・評価システムは「非常に重要」,「ウェルカム・IBEForum!韓国、技術力は優秀だが政府規定が障害
ヨーロッパP2P金融システム分野の最高権威者であるイタリアのデジタル経済学者PAOLO TASCA(パオロ・タスカ)博士が6月22日、韓国を訪問した。西江大学知能型ブロックチェーンセンター、UCLブロックチェーンテクノロジーセンター、YAP COMPANYが主催する「パオロ・タスカ博士招待LOCKCHAIN ECONOMY」講演のためである。Tasca博士はこの日、イ・ユングンIbeforum創立準備委員長と会い、ブロックチェーン検証評価システム、そして、韓国・ヨーロッパ協業などについていろんな意見を交した。
Tasca博士はイギリスのロンドン大学(UCL)ブロックチェーンテクノロジーセンターの創立者であり、エナジマの創立者である。現在100名以上の大きな規模のUCLブロックチェーンテクノロジーセンターの常任委員として活動している。ヨーロッパ連合議会とUNなど、様々な国際機構のブロックチェーン技術の顧問であり、DeutscheBundesbank、フランクフルト・デジタル通貨及びP2Pローンセンターでデジタル通貨及びP2P金融システム分野主席イコノミストとして勤めた。北京ベイガンブロックチェーン(Beihang Blockchain&Digital Society Laboratory)主席顧問、キプロスブロックチェーン革新センター(Cyprus Blockchain Innovation Center)役員であり、ブロックチェーン技術応用分野に関する様々な研究プロジェクトにも直接参加している。
世界ブロックチェーン&仮想貨幣市場の流れに関して
現在、前世界では非常に多くのブロックチェーンが存在する。その数は持続的に増えており、多くの企業体が参加するだけに、その分野も多様化されている。技術的にも非常に多様であり、専門的な技術が続々と出ている。多くのビジネスがこの技術を活用しているが、果たして、どんな技術が優れているかに対しては、まだよく分かっていない。今こそ、その方向性を正しくさせるべきである。
韓国マーケットに対して
2~3年前、韓国のicoプロジェクトアドバイザーとして活動した時がある。よくは分からないが韓国は技術的に卓越している。技術的に優れているというのはブロックチェーンマーケットでも有意義な長所になれる。よく活用したらブロックチェーンマーケットで先頭を占めることができる。
しかし、韓国の場合、技術は優れているが政府の法的規制と制限がある障害が存在する。政府がもっと柔軟に取り組み、そこに韓国の優秀な技術を合わせることができるのなら明確に良い効果を出すことができる。
ただ、この過程においてお互いの食い違いが存在するかもしれない。例えば、技術的な発展は早いかもしれないが、法的側面は相当の制限があり、その制限が緩む時間も遅い。すなわち、技術と政府規定のギャップが大きい。ギャップが大きくなるのは韓国ブロックチェーン&仮想貨幣マーケットがグローバル化における問題となる。
ヨーロッパ投資者はどのように信頼できる投資先を探すか?
ヨーロッパにはICOマーケットが開発されている。普通、スタートアップする会社がコイン開発時点に投資を必要とするが、その時投資者はプロフェッショナル投資者と一般投資者に区分される。プロフェッショナルの投資者の場合、ホワイトペーパーと会社関係の記録など、検証を手抜き無く行う。検証後、良い評価を受けたらフリーICOに参加し30~50%の割引を受けることができる。この場合、一つのプロジェクトにオール員する場合も多くある。
しかし、一般投資者は少し違う。まず、マスメディア等を通して情報を得たりし、資金が大きくない小規模の投資を行う。あちらこちらから少しずつ集めて投資する場合も多くある。
ブロックチェーン&仮想貨幣検証・評価システムの必要性に対して
現在マーケットで検証評価システムは非常に重要である。しかし、実際マーケットではこういった部分が抜けている。自分には検証評価できるチームがあり、我がチームには専門的に分析する。しかし、、投資を計画する一般人にはそういったシステムもなければ人もいない。
IBEForum(International Blockchain Evaluation Forum)に対して
IBEForum発足はまさにウェルカムである。現マーケットにおいてかならず必要とするシステムである。いろんな面で役に立つと思う。我がチームと似通った役割を果たすと思われる。私たちのチームには弁護士もいれば、ソフトウェア-の専門家もいる。昨年100個以上のホワイトペーパーを検討した。いろんなアドバイスの提供もあれば、プロジェクトチームも提供する。投資グループとのディスカッションも行っている。
韓国とヨーロッパ投資グループの交流可能性は
もちろん、韓国投資グループとの交流も可能だ。投資グループネットワークが組織として機能したらいいと思う。検証とファンド投資を協業したらいいなと思う。現在働いているプロジェクトがあるにはあるが、今日の出会いが一つのチャンスになることもある。協力に対しての詳細な話をもっとしてみたい。例えば、ロンドンにプロジェクトがあるのだが、韓国の投資グループがあればパートナーとして一緒に働くことができる。活発な両国の交流を期待する。
ブロックチェ-オン&仮想貨幣の未来
は良い行動に従う。しかし、知らない人と交流をする時は特に信頼が一番の問題になる。仮想貨幣市場においても信頼が重要である。今後、ブロックチェーンが人々の間で信頼と安全の役割を果たしてくれるはずだ。人がお互い信頼される世界がブロックチェーンの未来になると思う。さらに、ビジネスもグローバル化されることになる。
▲韓国をはじめて訪問したTasca博士は、中国は東洋的な感じするに比べて、韓国は西洋と東洋を混合した雰囲気だから、まるで家にいるようだとその感想を述べた。
彼はベストセラー「FINTECHブック」の共同著者であり、「銀行とお金を越えた銀行取り引き」の共同編集者である。また、ハーバードビジネスレビューのような世界的科学ジャーナルが出版したブロックチェーンの様々な科学論文を著述した。
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김용키 2019-01-08 18:07
공유 감사합니다
오미선 2018-11-13 14:38
thankyou~
전수미 2018-11-02 22:15
잘 봤습니다
전수미 2018-11-02 22:14
또 잘 읽었습니다